ブランクが影響するか

仕事を長い間離職していると、復帰するのにも不安はつきものです。うまく仕事ができないのではないかと、復職に二の足を踏んでしまうこともあるでしょう。しかし介護職では、たとえブランクがあっても復職ができるはずです。というのも、それには介護業界の深刻な人材不足が関係しており、多くの介護施設で人手が足りていないのです。

それから、介護施設で働いているのは30代から50代くらいの年代の人がほとんどです。中には子育てを終えて介護職に復帰したという人もいます。介護の仕事そのものは家事の延長というところがあるので、大きなブランクがあったとしても問題なく復帰ができるはずです。また、介護施設の方でも、未経験の人を雇って一から指導をするより、ブランクがあっても介護の経験がある人の方に来てもらいたいと考えるものです。もちろん、職を離れている期間にもよるかもしれませんが、経験者はむしろ優遇されることの方が多いので、是非復職を考えてみましょう。

大手の施設に復職をするなら、体への負担も少なく働くことができます。大手の施設では、人材不足によって人手の確保に躍起になっています。すぐに離職されてしまうと困るため、労働環境を向上させている介護施設が増えており、とりわけ大手の介護施設ではその傾向が強いのです。もし、いきなり復帰することに抵抗があるのだとすれば、正社員としてではなく、派遣社員やパートとして実務に慣れてからといったような復帰の方法を選んでも良いかもしれません。